THOMAS BANGALTER：DAFT PUNK解散を語る:「振り返って、"まあ、大失敗は避けられた"と思える」

Bangalter、BBCの新インタビューでDaft Punkの初のライブや、ヘルメットの背後にある理由などを明かす。

WORDS:GEMMA ROSS

新たなBBC Radio 6 Musicのインタビューにて、Daft PunkのThomas Bangalterが、なぜ彼らのデュオがDaft Punkというプロジェクトを終了したのかについて深く触れた。 

2021年の彼らの解散について、Bangalterはプロジェクトを完結させることは「適切だった」と感じたと語った。「私が自問自答しているのは、なぜ私たちはそれを終えたのか、それがどうやって長く続いたのかということよりも」と彼はコメント。

 「これは一つの物語やエピソードのようなものだ。ある特定のテレビ番組は人々の心に留まり、1, 2, 3, 4, 5, または10シーズン続くこともある」と彼は述べた。

 彼はまた、「私たちはこのような物語を開始し、中間を経て、それを完結させる機会を持っているのは実際に興味深い」と付け加えた。 また、彼はRadio6に「振り返って、"まあ、大失敗は避けられた"と感じる」とも語った。 

彼は25歳のときの彼らのアイディアについて、「"ずっとロボットの格好をして生きていく"とは考えていなかった」と語り、1997年のデビューアルバム「Homework」のリリース後、ヘルメットを着用することを決意した背景について触れた。

 「Hollywoodの特殊効果のプロたちにロボットのキャラクターを作らせるのは面白いだろうと考えた。それはStar Warsのシーンの一部であるかのようなものだった」と彼は語った。「それは奇抜なアイディアだったが、私やGuy-Manがそれがこれほど大きくなるとは想像していなかった」。 

彼の音楽キャリアに関して、彼は「自分たちの物語を形成する冒険のようだった。それはまるでカメラがない中での映画監督のようだった」と語った。 

Daft Punkが最初に一緒に演奏したマルセイユでのショーに関して、Bangalterは「私たちはかなり緊張していた。Guy-Manは非常に怯えていて、ほとんどの時間をテーブルの下で過ごしていた」と述べた。 

BBC Radio 6 MusicのThomas Bangalterの完全なインタビューはこちらから視聴。