世界中のDJ、プロデューサー、レーベルが結託し、現在ロシアから侵攻を受けるウクライナを支援するためのコンピアルバムを制作した。その収益金は、すべてウクライナ赤十字社に寄付される。
『Together With Ukraine』と名付けられた本作は、“ウクライナを支援するために音楽シーンをひとつにすること”を目的としており、100人以上のプロデューサー、アーティスト、ボランティアによる国際共同制作である。
ウクライナでの戦争は日々激しさを増しており、毎日何百万人もの市民の生活が脅かされている。被害を受けた人々を支援するために、より多くの慈善事業や人道支援が開かれている。「Together With Ukraine」プロジェクトには、Noisia、Om Unit、Black Sun Empire、Modestep、Seba、Nu:Toneなど、主にベースミュージックシーンのアーティストの楽曲が収録された。
また、〈Hospital Records〉、〈Metalheadz〉、〈RAM Records〉、〈Critical Music〉、〈Shogun Audio〉などのレーベルも、サポートや支援を表明している。
このコンピレーションは、アーティスト・エージェンシーのRhys BainhamとVlad Yaremchukがキュレーションし、友人や音楽仲間への呼びかけにより始まった。「このプロジェクトを実現するために参加してくれたすべての人に感謝したい」と二人は語っている。「日を追うごとに、ウクライナの人々に対する大規模な攻撃は悪化の一途をたどっています。ウクライナ全土で市民の死者が日々増え続け、その数は止まるところを知らず、すでに数百万人の市民が避難先を求めて家を追われています。私たちが目を覚ますと、一晩でさらに何百もの罪のない人命が失われ、破壊されています。私たちはこの状況を放置することはできません。今すぐ行動する必要があります」。
『Together With Ukraine』の詳細は、Bandcampより。
Get the latest.
Follow Mixmag Japan on Twitter!
Follow @mixmagjapan